今回はArduinoとGroveのデジタル温度・湿度センサーを用いて部屋の温度と湿度を測定してみましたので、そのときのことを記事にしたいと思います!
Groveのデジタル温度・湿度センサーについて
以前から電子工作を行うにあたり、部屋の温度とか湿度を測れたら面白いなと感じていました。そこで、調べてみたらGroveのデジタル温度・湿度センサーがとても使いやすそうでしたので、これを使用してみることにしました。
Groveのセンサ類はArduinoにシールドを取り付けることによって、回路などを作成せずに手軽にセンサーとArduinoを接続できます。今回使用したGroveのデジタル温度・湿度センサーもケーブルを差すだけですぐに使用できました。
使用するもの
今回使用したものは以下の通りです。
Groveの部品については秋葉原の千石電商で直接購入しました。
・Arduino UNO
・Grove ベースシールド
・Grove デジタル温度・湿度センサー
Arduinoとシールドとセンサーを組み立てる
以下の写真の通りに、Arduinoとシールドとセンサーを組み立てます。
①Arduinoにベースシールドを差します。
②ベースシールドのA0と記載のあるところにケーブルを差します。
③デジタル温度・湿度センサーにもケーブルを差します。
④Arduinoとパソコンにケーブルでつなぎます。
以上の簡単な手順で組み立ては終了です!
デジタル温度・湿度センサ用のライブラリを用意する
このページからデジタル温度・湿度センサ用ライブラリをダウンロードしてきます。
Arduino IDEを起動して、デジタル温度・湿度センサ用のライブラリをインストールします。
「スケッチ」→「ライブラリのインクルード」→「ZIP形式のライブラリをインストール」クリックします。
先ほどダウンロードしてきたZIPファイルを選択して「開く」をクリックします。
これでライブラリのインストールは完了です!
Arduinoのスケッチを用意する
以下のソースをArduino IDEのスケッチに書きます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 |
#include "DHT.h" #define DHTPIN A0 #define DHTTYPE DHT11 DHT dht( DHTPIN, DHTTYPE ); void setup() { Serial.begin( 9600 ); dht.begin(); } void loop() { float h = dht.readHumidity(); float t = dht.readTemperature(); if( isnan(t) || isnan(h) ) { Serial.println( "Failed to read from DHT" ); } else { Serial.print( "Humidity: " ); Serial.print( h ); Serial.print( " %\t" ); Serial.print( "Temperature: " ); Serial.print( t ); Serial.println( " *C" ); } } |
Arduinoにソースを書き込む
⇨ボタンをクリックしてArduinoにソースを書き込みます。
デジタル温度・湿度センサーからのデータを表示できるか確認してみる
Arduinoとパソコンをケーブルで接続し、ソースを書き込むことができたら動作を確認してみます。
「ツール」→「シリアルモニタ」を開きます。
シリアルモニタに「デジタル温度・湿度センサー」で測定した温度と湿度を表示することができました。ここまでの作業で1時間ちょっと。とても簡単に測定できて感動しています!
まとめ
・Groveのセンサーを使用したらとても手軽にセンサーと連携できることがわかった。
・Groveのベースシールドにケーブルを差すだけなので回路製作が不要だった。
・Groveを使用した電子工作の情報はネットに比較的たくさんあることがわかった。
Groveのセンサーには温度・湿度センサー以外にも色々なものがあるので、今後は他のセンサーも使ってみたいと思います!
後は開発をする時間と資金がほしい!笑
コメントを残す