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【海洋ゴミ問題】世界の海や河川で活躍するゴミ回収ロボット・清掃船をまとめました

最近は海洋ゴミが問題になってきており、それを解決するためにはゴミ回収ロボットや清掃船などの活躍が期待されるところです。

そこで今回は世界の海洋ゴミ回収ロボットや清掃船などをピックアップしてまとめてみました。面白いものがたくさんあるので是非最後まで見てみてください。

The Ocean Cleanupの「海洋清掃システム」

世界的に有名なのはThe Ocean Cleanupの海洋清掃システムでしょうか。Boyan Slatさんの画期的なアイディアから始まったプロジェクトで、海に幅広く点在しているゴミを回収できる装置です。現在はすでにこの装置が完成し、テスト航海が始まっています。

実際にはどのくらいの効果があるのか気になりますが、これが有効であれば海洋ゴミ問題に少しだけ希望が見えてくる感じがしますよね。

The Ocean Cleanupの「Interceptor」

こちらもThe Ocean Cleanupの開発したものとなっています。こちらは河川用となっており、ゴミが海に流出してしまう前に回収してしまおうという装置です。海に流れ出てしまうとゴミの点在する範囲はさらに広大になってしまい回収するのは困難になってしまいますので河川で回収できたほうが格段に効率がよさそうです。こちらは既に4台目が稼働しようとしています。

水面のゴミを自動で回収する魔法のバケツ「SEABIN」

こちらも画期的なアイディアから生まれた水面のゴミを回収する装置です。魔法のバケツというだけあり、シンプルにバケツの中にゴミを吸い込んで回収します。ゴミが集まりそうなポイントに設置しておけばあとはゴミがバケツの中に吸い込まれていきます。人はゴミが溜まったときに回収するだけなので人がゴミを集めるコストを考慮すればかなりコストパフォーマンスが高いと言えそうです。

日本ではすでに横浜のほうで導入されているそうです。

ゴミを食べる水車「Trash Wheel」

こちらは水の流れる力を利用してゴミを回収する水車の「Trash Wheel」です。Interceptorの先駆け的な存在となっています。

Clear Blue Seaの「FRED」

こちらのFREDは、湾、川、海洋などの海洋環境から有害な浮遊デブリをクリーンアップするように設計された、再生可能エネルギーを搭載した大型の無人の半自律型海洋航行ロボットです。 現在はClear Blue Seaがプロトタイプを作成しています。詳細についてはこちらのページをご参照ください。

ボルチモアの「Trash Skimmer」

ボルチモア港にあるTrash Skimmerは、大嵐の後の水面のゴミを清掃することができます。抱え込むように取り込んでいくので効率よくゴミを回収することができます。

隅田川の「清掃船」

日本の隅田川にも清掃船があります。通常は東京都第一建設事務所厩橋分室に係留されているそうです。東京都建設局のこちらのページによるとなんと11隻の清掃船があるそうです。あまり知られていない気もするのでもう少し大々的に広告をしてもいい気がしますね。

東京港埠頭株式会社の「第二清海丸」

東京湾では東京港埠頭株式会社の「第二清海丸」がゴミ清掃しています。詳細はこちらのページをご参照ください。

横浜市の「清掃船」

横浜市のほうにも清掃船があるようですね。こちらの横浜清港会のページに事業内容がありますのでご参照ください。

博多湾で活躍する清掃船「かもめ」

鹿児島の錦江湾で活躍する清掃船「きんこう」

海面清掃船「おんど2000」

海洋清掃船「いしづち」

別府湾の清掃船「清海」

株式会社 山辰組の水面清掃装置「バタフライ」

こちらのバタフライも面白い装置になっていて、すくい上げるようにしてゴミを回収するようになっています。

私が開発してるゴミ回収ロボット

私も個人的に小さなゴミ回収ロボットを現在開発中です。せっかくなので少しだけ見てみてください。