自宅にぴったりの神棚をDIYする理由
初詣での厄除け体験
今年も初詣の季節がやってきました。私が訪れたのは、赤坂の日枝神社です。この神社はとても混んでいて、参拝するのに30分ほど待たされましたが、厄除けを無事に終えることができました。護符や破魔矢をいただいて帰ったものの、自宅には神棚を設置するような場所がありませんでした。
自宅でのスペースに悩む
せっかくの護符や破魔矢を大切にしたいと思っても、どこに置くのがベストなのか。ネットでどのような場所に皆さんが置いているのかを調べる中で、リビングにある鴨居に設置できる神棚があればいいなと思うようになりました。そこで、思い立ったのが「3Dプリンタと木材を使った神棚のDIY」でした!
鴨居に合わせた神棚の設計
鴨居の寸法の測定
まずは、自宅のリビングの鴨居の寸法を測りました。高さや幅、奥行きに関してしっかりと確認することで、ぴったり収まる神棚を作る準備が整いました。寸法をしっかりメモし、次のステップへ進みます。
Fusion360での設計プロセス
次に、設計ソフトのFusion360を利用して、神棚の形状をデザインしていきました。護符、絵馬、破魔矢を置けるサイズを考慮し、横250cm、縦20cm、奥行き6cm程度のサイズに決定しました。その後、木材パーツの設計を行い、木材に取り付ける3Dプリントのパーツも設計しました。木材と3Dプリントパーツは、下側から小さめの木ネジで固定することにしました。
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ホームセンターで材料を調達
木材と木ネジを調達
神棚で使用する木材と木ネジはホームセンターで調達しました。あらかじめ寸法をメモしておき、ホームセンターのカットサービスを利用しました。
3Dプリンタでの制作
3Dプリントフレームの作成
設計が完了したら、いよいよ制作開始です。フィラメントにPLA+樹脂を使用して、前述のパーツを3Dプリンタで作成しました。時間は1時間もかからずあっという間に完成し、寸法も問題なし。これで、神棚を組み立てる準備が整いました。
完成と設置
鴨居への設置方法
神棚を組み立てたら鴨居に取り付けます。3Dプリンタで制作したパーツはフック状になっているため、鴨居にひっかけるだけの簡単な設置方法で、本当に楽でした。位置を微調整し、これで自宅にオリジナルの神棚が完成です。
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側面から見たらこのようになっています。こちらのフック状のパーツで鴨居に設置しています。
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護符や絵馬の配置
完成写真のご紹介
最後に、護符や絵馬を置いてみました。ちょうど良いサイズの神棚を作ることができ、配置もバランスよく美しく納まりました。この神棚にいくつかの小物を置き、厄除けの効果があるようにお祈りしたいと思います。
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こうして、自宅には私だけの特別な神棚が完成しました。神棚をDIYすることができて、本当に良かったと心から感じています。もし、同じように悩んでいる方がいれば、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?