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JetsonNanoで動画を撮影する方法

今回はJetsonNanoで動画を撮影する方法について紹介していきます。

JetsonNanoで動画を撮影する場合、以下のいずれかのカメラを使用することになると思います。

①WEBカメラ(USBコードで接続)

②RaspberryPiカメラモジュールを接続して動画を撮影する場合

②JetbotのJetcamを利用する場合

Jetbotを購入した場合には③のJetcamも利用できると思います。WebカメラとRaspberryPiカメラモジュールは持っていなければ別途購入します。

WEBカメラを接続して動画を撮影する場合

WEBカメラを接続して動画を撮影する場合についてです。JetsonNanoに入れたPythonとOpenCVで動画の撮影を行いたい場合、「VideoCapture」クラスを使用します。

「VideoCapture.py」でファイルを作成し、以下の内容をコピペしてから保存してください。なお、日本語のコメントはエラーになることが多いので実際に使用するときは日本語を削除してから実行してください。

以下のようにして実行することができます。

参考にさせていただいた記事はこちらです。

Python, OpenCVで動画を読み込み(ファイル・カメラ映像)

Python/OpenCVでWebカメラ!撮影した動画を保存する

RaspberryPiカメラモジュールを接続して動画を撮影する場合

RaspberryPiカメラモジュールを接続して動画を撮影する場合は以下のようにします。動画のサイズを変更するときはwidth=(int)640, height=(int)480の部分を変更します。

以下のようにして実行することができます。終了するときはエスケープキーを押下します。

参考にさせていただいた記事はこちらです。

Jetson Nano 開発者キットで Raspberry Pi カメラを使う

JetbotのJetcamを利用する場合

次にJetbotのJetcamを利用する場合について説明していきます。

Jetbotを購入した場合、Jetcamがインポートできる状態となっているのでこちらを利用します。なお、Jetcamを利用した場合はカメラモジュールとWEBカメラの両方を使用することができます。

Jetcamを利用する場合はこちらの手順に沿って実行していきます。Jupiternotebookが利用できる状態になっている前提となります。

jetcam/notebooks/usb_camera/usb_camera.ipynb

上記の手順では以下のパターンで使い分けることができます。

CSI cameraを使う場合

USB cameraを使う場合

画像を読み込むとき

コールバックで処理を実施

コールバックの中に実施したいコードを書けばカメラ映像が更新されるたびに処理が実施されるようになっています。

Jetcamについてはこちらを参考にさせていただきました。

JetCam

からあげさんの記事(参考)

からあげさんの記事でもカメラモジュールとWEBカメラを使用した動画の撮影方法が紹介されていますので、こちらもリンクを張り付けておきます。

Jetson Nano関係のTIPSまとめ